自動車学校の教習には「仮免試験」と呼ばれる試験があります。ここでは仮免試験の内容や合格のポイントを紹介します。
仮免とは、仮運転免許と呼ばれる免許の1つです。正式な運転免許証を取得するために、路上で運転練習をする場合に必要です。仮免は試験に合格すれば交付されるため、まずは仮免試験の合格を目指しましょう。
仮免は路上運転の際に必ず携帯することが求められており、助手席に座る指導者の指示に従って運転しなくてはなりません。また路上運転の練習や試験以外の目的で仮免許を使用することはできないと定められています。
実技試験は、技能検定・修了検定とも呼ばれます。第一段階の技能教習を修了した上で、受ける試験です。試験は教習所施設内のコースで行われます。走行するコースは試験の直前に検定員から試験ルートの1つを指定され、指示の通りに運転します。
検定員の他に2名の教習生が同乗し、1人あたり10~15分で順番に試験を受けます。
学科試験は、第一段階の学科教習を修了してから受ける試験です。交通に関する法律・ルール・マナー・標識などに関する問題が出題されます。
〇×のマークシート形式で、試験時間は30分、50問中45問以上正解できれば合格です。
仮免試験の実技試験は原点方式です。100点ある持ち点から、減点対象となる行為が多ければ多いほど、点数が低くなっていきます。できる限り減点されることがないように、どんなポイントが減点対象となるかを確認しておきましょう。
減点は細かい基準に基づいて行われるため、検定員によって合否が左右されるということはありません。しかし、検定員も人間です。できる限り良い印象を与えておくことも大切です。試験の前と後には挨拶をして、指示にははっきりとした声で返事をしましょう。
技能試験において、合格するための大きなポイントとなるのは右左折時の安全確認です。確認を行わないと、10点減点です。右折や左折は検定中に何度も行うため、安全確認不足を繰り返すと不合格になってしまう恐れがあるため、注意してください。
コースミスで焦ってしまい、違うミスを招くという人は多いです。しかし、コースミスは原点対象外です。焦ってしまう気持ちはわかりますが、元の道に戻れば問題ありません。間違えたとしても慌てずに検定員の指示を待ちましょう。
仮免学科試験に合格するためには、過去問を繰り返し解いて問題の出題傾向に慣れておくことが大切です。間違えた問題は正しい答えと間違えた理由について確認し、何度も解いて復習するようにしましょう。
教科書の知識を身に付けることも大事ですが、数年間の過去問を解いていれば必要な知識は身に付きます。過去問を繰り返し見直すことが、仮免試験の一発合格への近道です。仮免試験の練習問題を掲載しているWEBサイトもあるため、色々活用してみましょう。
仮免学科試験は、日本語のニュアンスの違いを利用したひっかけ問題が多い傾向があります。途中で答えを導き出すのではなく、問題は最後まで読んでから答えることが大切です。
数字が入れ替わっただけの類似問題にひっかかることもあります。また、似ている標識や標示の見間違いにも気を付けましょう。
技能試験での難関は「S字クランク」と「停車」で、苦手だと感じている人も多いのではないでしょうか。S字クランクでは、切り返しの回数と安全確認の方法をしっかり覚えることが大切です。1回の切り返しは減点対象になりませんが、2回目は1回目の原点と合わせて10点が減点されてしまいます。
停車の上達のコツは、車窓からのものの見え方を覚えておくことです。何度も練習し、車幅間隔を身につけることを意識しましょう。
仮免許の制約を違反した場合、どのような罰則があるのでしょうか。ひとつずつ見ていきましょう。
仮免許練習の標識を付けなかった場合は、「仮免許練習標識表示義務違反」となります。違反点数は1点で5万円以下の罰金、大型車7,000円・普通車6,000円の反則金が科されます。
仮免許証を持たずに運転した場合、また助手席に指導員を同乗させず運転した場合は、違反点数12点で6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金が科されます。
練習以外の目的で運転した場合、違反点数は25点で3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されます。
技能試験に落ちた場合、補修教習を受ければ再試験を受けることができます。試験回数に限度はありません。しかし、2度目以降はその都度受験料がかかってしまいます。
また、教習所自体の有効期間が入校手続きをした日から9ヶ月間のため、その期間中にすべての教習を終えなければいけません。まだまだ先があるため、なるべく早く仮免許の技能試験に合格できるよう頑張りましょう。
仮免試験は、免許取得に向けた第一関門ともいえる試験です。きちんと教習を受けていれば、特に問題なく合格できるはずです。試験当日も焦らず落ち着いて試験を受けるようにしましょう。
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